老眼だって眼を見開いて周りを見ていたい

小さな文字が読めない。手もとの小さな文字のメモなどは、少し腕をグイーっと伸ばして見れば読めていたこともありました。でもそんな小手先のテクニックは数年で無意味となり、今では眼鏡をかけなければまったく手もとの文字が読めなくなりました。はい、老眼です。新聞を読むのも、文庫本の小説を楽しむのも、はたまたスマホを覗くのも、眼鏡が無かったらまったく読むことができなくなりました。おそらく45才くらいから文字がボヤボヤし始め、現在52才、完全にボヤけております。泣ける。

老化ですから仕方ないと思いつつ、不便でなりません。そもそも視力がずっと良かったというのも、不便さに拍車がかかっている気がする。若い時は見えないものなどなく、学校で毎年行われる視力検査を、きっとドヤ顔しながら受けていたと思います。ほら、輪の一部が欠けているあの「C」みたいなマーク、あれ、学生時代は完璧に全部見えていたんだもん。後ろの席の友人が「一番上の段、欠けてる場所教えて」って言うから、「右、下、上」って教えてあげたことあります。一番上の段が一番大きなマークで、あれが見えないと恥ずかしい、と彼女は言う。だから今のうちに暗記しておくの、と。視力が悪いことが彼女のコンプレックスだったらしいんですよね。そうかなあ、視力が悪いのって頭良いってイメージあったのでうらやましかったけどなあ。

とはいえ、現在では不便極まりない私。非常にストレスなので、いろんな老眼鏡を試しています。近眼と違って細分化されていないのが救い。本当はメガネ屋さんできちんとした度数を測ってオリジナルを作るのがいいのだろうけど、まだまだ老眼が進むのではないか、と思うと、ついつい100均で買ったりしてしまうんですよね。大量に買ってあっちこっちに置いておいて、小さな字を読む時にかけたり。でもそれで済んでいたのは50前までで、現在ではあー、見えない!という場面が増えすぎて、首にかけておきたい、と感じるように。遠くは見える、老眼鏡をかければ手元は見える、でも今度は微妙な距離が苦手となり、こちらは拡大鏡を使うことに。目がいいのが自慢だったのに、こんなに苦労することになるなんて!

小さいものが見えにくいという話から小さなもの繋がりで。最近は小さな工具が続々と発売されてます。ハイコーキから次々と新発売されてるんです!ボード用ドライバを皮切りに、マルチツールも発売されて、最新ではマルノコも新発売されました。すべて10.8Vでコンパクトサイズ。当社のお客さんははつり作業や解体作業のプロが多く、皆さんパワーと大きさを必要としていて、小さな電動工具はサブ的なものなってしまいます。でも、細かい仕上げなどには繊細な工具も使うんですよ。

小さな工具の何がいいって、とにかく軽いこと!ボード用ドライバって石膏ボードを貼る時に使うのですが、上向きの作業が多いんですよ。腕をずっと上げている状態で作業するのですから軽い方がいいに決まってる!マルチツールもブレードを変えるだけでいろんな材質のものを切ったり削ったりできるので、何通りもの使い方ができる優れもの。昨今のDIYブームで簡単な棚など作る人も増えましたよね。それどころか部屋をリフォームしたり、古民家を改装したりする強者も。マルチツールがあると壁紙をはがしたり、床材を剥がしたりすることもできるので、ワンランク上のリフォームができるでしょう。

目が悪いことばかりに注目してしまったけれど、よくよく考えてみたら、私の体のすべてが老化してるんですよね。誤解なきよう前置きすると、私、年寄りぶったり、体の不調を得意げに話すのって好きじゃありません。病気の話とか好きな人もいますので、もちろんそういった方を批判するつもりはありませんよ。でも、私は自分の老いのことや、人生の先輩ぶるのって嫌なんですよね。それでも経験者は語る的なことを若い子にしてしまうこともありますが、陰で盛大に反省してますのでお許しを。

で、中年になったことは受け入れざるを得ないのですが、先日ちょいと嫌な場面に出くわしまして。ちょっぴり混み出した夕方のスーパーのレジで、清算でもたついてる老齢の女性がいたんです。若い方はピッてスマホやカードで決済してるんですけど、現金でお支払いしているおばあちゃま。小銭をのぞいているけれど、なかなか小銭が出せないでいるんです。おそらく目も見えづらいところに来て、指先の動きも鈍っているのだろう。うんうん、わかるぞ、おばあちゃま、がんばれ!と思っていたら、次に精算したい若い女性がズンズンとおばあちゃまのカゴを押しているではないか!おばあちゃまが若い彼女の顔を見つめたら無表情。そのままズンズンと押し続け、苛立ちを隠さないでいる姿に怒りを越えて悲しみすら覚えた私。その彼女、イラつきながらさっさと支払いを済ませて去って行っちゃった。

若い子にとってお年寄りはもちろん、おじさんやおばさんはイラつく存在なんだろうとは思う。でもね、でもでも、私たちにも若い頃はあったし、アナタたちにもカゴをグングン押される日が来るんだよ!平等に年を取る、なんてちょっと想像すればわかりそうなものだけど、人間の想像力なんてたいしたことないんだなあ。あの子たちにはわからないのだろうな。ふむ。

だけど、日常的に気分を害されるのもイヤなので、若者にナメられないよう対策せねば!そうねえ、こちらが対抗できるのは、できるだけ貫禄を出すことかな、と。多少モタクサしていても「は?なにか?オホホ」という雰囲気をかもし出すのが大事かも。まず、外に出る時は100均の老眼鏡はやめて、強そうなメガネにチェンジ。雑貨屋さんをのぞいてみると、メガネのツルの部分が絶妙な長さになっていて、首にかけられる老眼鏡がありました。おー、これはオシャレはないか!レンズの形は丸じゃなくてシュッとした上がり目のものを。色もベーシックなものではなくて大胆に赤をチョイス。つけてみると、なんだか貫禄マダムみたいでいい感じ。

家に帰って若者代表の娘に見てもらう。第一声は「なんか老けて見える」と。あー、貫禄を重視してしまったので、若見えするかどうかを忘れてた!ショック。でも、気を取り直してよく考えてみれば、どうせ若くは見えないんだから、そこはすっぱり諦めて、貫禄の方を取ることにしました。これからはレジで、小銭で、エスカレーターで、タッチパネルでモタモタしても「お待ちあそばせ」という雰囲気を出そうと思います。若い時代は短いの!中年以降はとーっても長いんだからねっ。

人間とロボットの共演

ある日、新聞の経済面を読んでいたら、興味深い記事を発見!携帯大手のKDDIとコンビニ大手のローソンが手を組み、AIロボットを活用した未来型のコンビニを発表したという。ロボットが全ての業務を請け負うんですって。品出しや商品の配送はもちろん、支払いはレジを通すことなく、スマホで決済できるとのこと。未来の人手不足の解消のため、完全無人化コンビニを目指すという。ふむふむ。大きな会社同士の一大プロジェクトなんですから、夢物語ってわけではなさそう。

テレビのニュースでも放送されてました。見るとロボットが働いてる。「いらっしゃいませ」とロボット君がお出迎え。ジュースのペットボトルの品出しも、ロボットたちが倒さず丁寧に並べてる。わーすごい!その他にも、AIを駆使してお客さんの年齢や性別などに合わせて商品をおすすめしてくれるの。おにぎりを手に取ったら「ご一緒にミニうどんもいかがですか?」とモニターから声かけられたり。売り上げを見て仕入れる商品もAIが決めてくれて発注するんだって。これなら食品ロスも防げそうです。

そうだ、海外にはあるのかしら…?と思っていたら、私の好きな海外暮らしをする日本人ユーチューバーさんが動画アップしてました。スウェーデンの無人店舗に潜入!っていう動画。動画を見てみると、店舗専用のアプリを登録、すると無人のお店の鍵がガチャリと開いて自由にお買い物ができるんです。すごい!スマホで買う商品をスキャンして、カード決済するみたい。

だけど、いつも疑問に思うんですよ。無人にする場所ってそこなのかなって。私、いろんな国の海外のお買い物動画が大好きで、よく見てるのですが、海外の食品売り場の陳列ってアバウトなんですよね。果物がカビたりしててもあらあら〜ってくらいだし、卵なんて割れてることもよくあるから、中身を確認してから買うことが常識みたい。日本って買う前の商品をいじくったりするのって御法度ですよね。わりと品出しとか陳列って、コンビニのお仕事の中で重要じゃないかしら?この日本クオリティをロボットが請け負うのって難しいのではないかな、と思ってしまう。

そうそう、ぜひ品出しに使って欲しい商品をご紹介します。ビシャモンのハンドパレットです。重い荷物を運びます。コンビニよりも大きめの店舗で大活躍する機械かな。以前コストコで見たことあるのですが、荷物をパレットに乗せてフォークリフトで店内をばばーって運んでました。コストコは倉庫だからフォークリフトで運べるけど、フォークリフトは入らない、だけど重い商品を運びたい〜ってこともたくさんありますよね?そんな時はハンドパレットが大活躍します。すごおくアナログですが手押しで操作します。だけど、コンパクトで小回りがきくから便利なんですよ。

一般的にはハンドリフトって呼ばれることが多くて、いろんなメーカーで商品化されてますが、当社ではこのビシャモンをおすすめしてるんです。だって操作しやすくて動きがスムーズでストレスを感じません。ビシャモンのハンドパレットはローラーの回転が滑らかで、思い通りに運転できるからびっくりすると思いますよ。

話は戻ってコンビニの品出し。私たちってきれいに並べられているのに慣れすぎていて、乱雑なだけで購買意欲がなくなっちゃう。コンビニのおにぎりはビシッと列をなしているし、柔らかいパンも潰れたりしてないし、スイーツも崩れることなく並んでる。売り場を常に綺麗に保ってくれてるのって、やっぱり人の手なんじゃないかな、と思うわけです。ケーキとペットボトルの飲み物では、取り扱い方は自然と変わりますもんね。

そもそも人手不足って流通の現場だし。本来は物流をAI化してロボット君が運んでくれるようになるとありがたい。さらに言うとトラックに重い荷物を乗せたりするのもロボットがしてくれるとありがたいよね。だけど、最終的な『きれいに積め込む』ってところは人間の手でなくては無理かな、と。こういった感覚的なお仕事はやっぱり人間が介入しなければならないよね、と思います。それに、コンビニって社会インフラのひとつ、って言われてましたよね?高齢者の憩いの場だったり、単身者の生活拠点だったり、子どもたちの見守りの場でもあるわけで、売り場全部をロボットにしてしまうのは、社会的な意義と真逆に進んでいません?

いろいろ疑問に感じているAI化による無人コンビニ。でも、こういう取り組みが、違った場所で発揮されることもあったりするから面白い。これらの技術や研究が、人手の足りないと言われている介護や物流で使われることがあるかもしれない。だからやっぱりローソンの取り組みを応援しようと思います。で、私のできる応援はローソンの美味しい商品を食べることかしら。美味しそうなものを検索してみると…わああ、美味しそう!カスタードプリンとか、今ならモンブラン商品もいいですよね。クリーム系が人気あるのかしら。調べてみると、ローソンって牛乳屋さんが起源なんですね。あー、だからマークが牛乳瓶なんだ!乳製品には自信があるんですね。なるほどなるほど。美味しいもの食べて企業を応援しようかなぁ。今年の秋は『食欲の秋』で決まりです。

テトリス的な日常

テトリス。皆さんご存知のあの有名なゲーム。7種類のブロックが上からどんどん降りてきて、回転させたり左右に動かしたりしながら積み重ねていくゲームです。たくさんのラインを一気に消すことができると気持ちいい!このテトリスのゲームを夫がお盆前に買ってきちゃったもんだから、さあ大変!私たち夫婦はもちろん、20代のおとなの娘2人も夢中になってテトリス!お盆中にテトリス!Let’sテトリス!

テトリスってシンプルなのがいいですよね。ひたすら落ちてくるブロックを考えながら積んでいくだけでいいんだから。欲しい形のブロックが落ちてこない時はイライラするけれど、それはみんな平等にイライラするわけで、シンプルゆえに負けてもそれほど悔しいわけでもなく、ただ自分の愚かさを悔やむのみ。だから「もう一度!」「今度こそ!」と熱くなってハマってしまう。

でも私、わりとゲームって苦手なんですよね。先を読んだり、相手の動きを見たりするのが本当に苦手で。オセロとか単純なゲームに見せかけて裏を読んだりしなくちゃならないし、麻雀なんてますます大変!自分の牌を見ながら、対戦相手の捨てた牌に気を配り、みんながどんな役を作るのかを想像しなくちゃだし、みんなどんだけ気配りできてるの⁇と本当に不思議。その点テトリスは基本ブロックをそろえて消していくだけ。もちろん速さに慣れるとか、回転方向とか覚えることはあるけれど、ブロックの形が変わることはないし、練習すれば成果は上がりやすいっていうのがいいと思う。

それにテトリスって私の性格に合ってるんですよね。私、明るくておしゃべりなので人と接するお仕事が向いていると思われがちなんですけど、意外にダメなんですよ。お世話が苦手で。子育てなどは異常に向いてなかったですね。当たり前ですけど、子どもってそれぞれの思いがあって考えがありますよね?そこに寄り添ってあげることが本当に苦手で。娘たちが小学生くらいの頃は「宇宙人と暮らしている」くらいな気持ちでいたくらい。娘たちが無事に育ってくれて、奇跡です。その点、家事はわりとこなせちゃう。なぜなら、毎日降ってくるブロックのような雑事をひとつひとつこなしていくと、はい、クリア!って感じでラインが消えていくテトリスに似てませんか?

朝起きると、洗濯物がたんまりあって、中には手洗いして汚れを落としてから洗濯機に入れるものもあったり、丁寧に洗わなければならないものもある。これらを仕分けして洗濯しながらも、朝ごはんも準備しなくちゃ。冷蔵庫に入っているものの野菜の鮮度の古いものから味噌汁にしてみたり。お昼に食べるおにぎりも同時に作ったり、そうそう、夕飯の副菜も作っちゃおうと野菜を切ったり。合間にお風呂を洗ったり、水回りの掃除もしたり。あ、洗濯物、干さなくちゃ!これらってひとつひとつ考えるとため息の出るような労働なんだけど、降ってくるブロックをひとつひとつ組み合わせて上手にラインを作って消していく作業と似てるなぁって感じるんですよね。上手に消せるとやったあ!

マキタのロボットクリーナーってご存知ですか?円盤型のロボットがお部屋の隅々まで勝手にお掃除してくれるんです。ピコピコ音楽も流してくれるのもいいですね🎵バルミューダのレンジみたいに音楽が流れるのって楽しいですもんね。専用のアプリをスマホにインストールすると、スマホから操作するのはもちろん、お掃除履歴も確認できてロボットくんがサボってないか確認できてしまう優れもの。最初にお掃除する場所を走行させてマッピングさせるのですが、細かいものには反応しないので、狭い空間ではちょっと使いづらいかな。

でも、広い場所にはもってこいなんです。広い場所で毛足の短いじゅうたんが敷き詰められてる場所などは、このロボットクリーナーは本領発揮します。多目的ホールなどで、子どもが遊んだり、ヨガなどのワークショップを行ったりなど、寝っ転がったりする空間にぴったりです。こういうところって髪の毛とかほこりとかけっこう落ちてますよね。でも、定期的にこのロボットクリーナーを動かせば常にキレイを保てるんです。ピコピコ音楽を流しながら健気に働いてくれるロボットクリーナーくん、とってもかわいいんですよ。

家事が疲れちゃう時って、いろんな理由があると思います。やっても無駄だよなぁって感じる人もいるだろうし、生産的な行動に感じられない人もいる。子育て中は不思議なカタチのブロックが毎日降ってくるので、てんてこ舞いな時もありました。そこにお仕事をする、というミッションが入ってわっちゃわちゃだったことも。でもさ、私は、家事をすることで、同じ生活を繰り返すことができ、精神がリセットできる効果があると思ってるんです。モデルルームのような家を目指すのは無理だけど、程よく清潔で、程よく健康的であれば十分合格!って思ってます。

最近は健康志向で、YouTubeで女性ボディビルダーの動画を見るのにハマってます。彼女たちが何を食べて体を作っているのか興味ある!で、見てみるとシンプルな食材ながらもきちんと自炊してお弁当作ったりしてるんですよね。憧れから私も素材からの自炊中心の日々を送ることに。でも、一から毎食作るのは大変なので、時間がある時にまとめて作り置きをしています。いろいろ作って同じカタチのガラスのタッパーに入れて冷蔵庫にズラッと並べると…まるでテトリス!こちらもきれいにそろうと気持ちいいですね。でも、本物のテトリスみたいに一列そろったら消えちゃったら大変!とかどうでもいいこと考えながらの日々の作業を楽しんでます。

地元の話は地元に聞け!

昔からありますよね、どちらが好きか論争。どうでもいい内容であればあるほど議論が盛り上がります。1番の代表作は『きのこの山派?たけのこの里派?』でしょうか。この二択は「うーん、どちらかなあ」ってその場で悩む人はいません。すでに回答は決まっている。日本人のアイデンティティ問題かもしれません。どちらを答えるかで仲良くなれるか、ひどい場合は関係が決裂してしまうことも。ですから初めてのデートの時は安易に「どちらが好き?」なんて聞かない方が無難かもしれません。仲良くなれるならいいけれど、ちょっぴり関係にヒビが入ってしまうことになったら大変。でも聞いちゃお。皆さんはどちらですか?私はきのこ派です。

きのこ、たけのこほど具体的ではないけれど、定番ものと季節限定、どちらを選ぶか、で悩むことはありますね。「季節限定って言葉だけで欲しくなっちゃう」っていう好奇心旺盛な人もたくさんいるし、なんだかんだで冒険せず、やはり定番のものを、となる人もいる。50過ぎて定番ものを選ぶと、頭が硬いって思われそう。だけど、かえってこだわりがありそうで奥深い人間なのではないか、と思われるかもしれない。ウエダキコーの社長兼、私の夫は『ケーキはショートケーキ』と決まっているんです。もっと美味しい味もあるのになあ、と感じるけれど、結果としていろんなお店のいろんなショートケーキを食べ比べているわけで、ちょっとした評論もできるのか⁉︎と思われそう。本当のところは冒険して失敗したくないだけだろうけど。

マキタとハイコーキ、どちらが好きですか?これは工具を使うプロもアマもみーんな悩むところだと思います。マキタに至っては『マキタ沼』と呼ばれるマニアックなユーザーさんもいて、マキタの新商品が出るたびに「これは絶対にいらないけど」と言い訳しながら購入しちゃうらしい。もう集めることが目的で、仕事で使えそうとかそんなことは些細なこと。ただの収集癖、コレクション。一方、ハイコーキはマルチボルトバッテリで36Vも18Vの工具、両方とも使えるので悩まず購入できるのがミソですね。ハイコーキの緑か、マキタの青か。

今回はグリスガンのご紹介です。グリスガンとは重機や農機具などの機械の可動する部分にグリスと呼ばれる油を付ける工具です。1日に何度も充填しなければならないので、当社のお客さまは重機一台につき、グリスガンをひとつ、といった感じで使っています。バッテリ式なのでエアのない場所でも気軽に使えるのがいいんです。

ハイコーキからグリスガンが出ました。やっと出ました!マキタはずいぶん前に発売してましたので、ようやく出た!という感じです。ハイコーキユーザーの皆さんが首を長くして待ってたんです。注入する速さももさることながら、長時間の注入でも疲れないような機能もたくさんついています。そうそう、こちらの新しく発売したハイコーキのグリスガン、ホースの先に付ける小さなライトがあります。付属品として付いてくるのですが、これがかわいいの。注入口が重機の陰に隠れていたりしても、ホースの先のライトがピカっと光ってよく見える。この付属ライト、単品でも欲しいくらいです。

そうそう、先ほどの「どちらが好き?」問題に戻りましょう。あんぱんとクリームパン、どちらが好きですか?これ難しい問題です。あんこだと、こしあんか粒あんかでも悩みますしねえ。じゃあ、今川焼きは?たい焼きは?ちなみに私はパンならあんぱん、今川焼きはカスタードクリームですね。たい焼きだったら絶対にあんこ!あんこ一択です。

じゃあ、あんこは黒あんか白あんか。これね、たいていの人は黒あんが好きだと思うんですよ。ダントツで黒あんでしょう。ところがね、例外がありまして、群馬県名物の『本宿どうなつ』。ご存知かしら?あんこがたっぷり入っている小ぶりの揚げドーナツ。砂糖がジャリジャリにまぶしてあって甘くて美味しい。他県に住んでいる姉は、ご近所に配るつもりでひと箱購入したのに、あまりの美味しさに独り占めしてしまったらしい。で、こちらのあんドーナツは白あんなんです。大切なことなのでもう一度言いますね、『本宿どうなつ』は白あん一択でお願いします。一応、黒あんも売ってるんですよ。おそらく、これ、どうしても黒あんって言い張った観光客用だと思ってます。群馬県民は白あんしか食べません。賞味期限が短いのでなかなか贈り物して使うタイミングは難しいのですが、群馬県にいらした際はぜひ買ってみてください。本宿どうなつは白あんですよ、白あん。これに関してはどちらが好きか論争はありません。ご購入の際はお間違えのないようお願いいたします。

就活の悩み

採用直結型インターンシップが解禁!というニュースが目に止まりました。25年卒から採用されるらしい。企業がインターンシップを採用活動に利用する、ということですよね。大学3年生から就活が始まるのか!ふむむ。応募時には『エントリーシート』なるもの、いわゆる企業が求める応募書類のことですが、これを提出しなければならないという。昭和47年生まれの私などは履歴書しかありませんでした。で、『エントリーシート』を調べてみると…いろいろ書くことがあるんですね。学歴や志望動機はもちろんですが、自己PRや長所短所も記入しなければならないのか!ふむふむ。

自分の長所や短所を文章にするのはちょっと抵抗ありますね。特に長所なんて「コミュニュケーション能力が高い」だの「リーダーシップに長けている」だの自分で書くわけでしょ。いやあ、自分のことを、しかも自画自賛を堂々と書くのはなかなか恥ずかしいものですよね。自分で書きながらも「これは誰のこと⁉︎」なんて戸惑ってしまいそう。そもそも長所っていうのは自分から言うものではなくて、他人が「あなたは気づいてないかもしれないけれど、こんなところが素敵ですよ」って教えてくれるものですもんね。それをあえて自分で言わなきゃならないなんて、これはなかなか地獄です、はい。

何年か前に娘が就職活動してまして、エントリーシートを応募したり、企業の面接に取り組んでいたりした時期がありました。娘いわく、自分をアピールしなければならないが、なかなか戸惑いもあり、上手くできるか心配だと言う。「だってさ、『私は誰とでも仲良くやっていける性格です』なんて自分で言っちゃうのって恥ずかしくない?」と。はい、ごもっとも。エントリーシートは短所も短所として書いてはいけないという。「全部、自分の良いことをアピールするなんて、きっついわあ」と。ホントホント。

こちらは自分のことではありませんので思いっきりアピールしちゃおう。ハイコーキから新作が出ました!インパクトドライバWH36DDです。インパクトドライバの新作は、毎回話題沸騰します。なんたって今回は5色を展開してるんですから!いわゆるハイコーキ色のアグレッシブグリーン、職人さん大好き色のストロングブラックのほかに、鮮やかなスコーピオンレッド、若々しいスパイダーイエロー、最後に登場したナチュラル系のフォレストグリーンです。LEDライトも明るくなってますますカッコよくなりました。

スペックはインスタグラムにも載せましたが、スマホのアプリで自分好みの使い方を登録できるのはもちろん、新たに「細ビスモード」も追加されて、パワーだけではなく、繊細な作業に対応できるようになったんです。デジタル的に進化しているのは当然なので、興味ある方はYouTubeなどで確認してみると面白い発見がありそうですよ。そうそう、これは工具のスペックとは関係ないのですが、インパクトドライバの専用ケースがかなりいい!今までケースの留め具がプラスチックだったのですが、今回の新作から金具になりました!お客さんは外で使う方も多く、日光でプラスチックが割れてしまうことも多々あるんです。留め具が割れて中身がバラバラっと出てきてしまうことも。これが金具になると一気に耐久性が上がるんです。お客さん、喜んでくれそうだなあ。

そうそう、話は戻ってエントリーシート。こんなこと言っては元も子もないんだけど、自分のこと自慢してる人ってみんな好きにならないよね?それなのに採用試験となると、自分自慢をしなければならないという矛盾。「こんなことを頑張ってます」って言ってる人に限って、はたから見ると大したことなかったりする。それに本当に夢中になってる時って頑張ってるって意識ないもんね。だからエントリーシートに書かれてる自慢は大したことないよ、って言ってるようなものなんですよ、きっと。そこで落とされちゃっても縁がなかっただけ。運良く面接まで行ったとしましょう、じゃあ、採用する方は何を見ているの?となるわけ。

ここで改めてよーく考えてほしい。企業の面接官なんて立派に見えるかもしれないけど、私くらいの年齢のおじさんやおばさんよ。アピール内容なんかどーでもいいんですよ、たぶん。この子は感じがいいな、一生懸命だな、とかそんな雰囲気を感じたいだけよ。エントリーシートはお話しするきっかけなんだから。話し方なんか上手くなくていい、この日のために練習してきたんだな、頑張ってきたんだな、というあなたの姿に誠実さを感じたいだけなんですよ。なんならそこしか見てません。就活生、安心して。面接官、家に帰ればただの中年ですから。ちなみにウチの娘、当時、ドアの開け方やらノックの仕方など練習しておりましたが、そんなんどっちでもいいわ!と思ってましたもん。でも、その練習した気配に誠意を感じるんですよね。だから頑張れって思ってたよ。

私が今、エントリーシートを書くとしたらどんなことを書けるのだろうか。できるだけ採用側に好印象を与えたいけれど、嘘を書くわけにもいかないし。うーん、適当でいい、なんて言っておきながら、いざ自分のことになると悩みますね。ちょっぴり格好つけたくもある。中年特有の自慢話はしたくないし、中年の自慢話は嫌われることも知っているだけに、ハードル高いな、エントリーシート。などとごちゃごちゃ言ってないで考えてみる。まず、私の特性は常に元気ってことなんですよね。健康で頑丈。でもなあ、なんだか単細胞感っぽさは否めない。もう少し大人としての魅力ある表現にしなければ!「いつも明るく、元気いっぱい。姿勢がいいのが自慢です」みたいな感じかなぁ。だけど、52才で自己アピールがこれって…。もう少し何かないとまずいよう、って、自分の人生を一生懸命に振り返る今日この頃です。

タイパなんてうっせぇわ

「コスパ」という言葉にやっと慣れてきたのに、最近やたら言われている『タイパ』とう略語。「コスパ」はコストパフォーマンスの略語ですよね。費用対効果ってやつです。で、『タイパ』はタイムパフォーマンスの略語。コストをタイムに置き換えた和製英語らしい。時間対効果、とでも言うのでしょうか。時間に見合わないものが悪だとでも言いたいのか。なんかね、ちょっと引っかかるのよね。

確かに時間がない。だって、何でもスピード勝負なんですもん。情報を得るのも、連絡手段もすべてがスピード!配送も便利になってしまったので、早く早く!急げ急げ!って感じで常に時間に追われてます。これじゃノロノロしてるだけで怒られちゃう。ニュースも朝の新聞で間に合っていたのに、今では次の日の天気まで調べて先読みするのが普通。昔だったら有能だった人がいまや凡人。もともと凡人の私など、出来ないやつだなあ、と思われてるに違いない。

先日、24歳の娘が「困った困った」と。何に困ってるのかと思えば、ライブチケットを友人と行く予定で2枚買ったのだけど、友人が行けなくなってしまった、しかもちょっと日にちもないし、別の友達も誘えない、困った困った、とのこと。で、わたくし、生まれてこの方ライブって行ったことないので「行ってみたい」と答えると「え?ほんと?いいの?」と大喜び。それで娘と一緒に初ライブに行ってきたんです。

4月の末の国立競技場。「うっせぇわ」とか「唄」で有名なAdoのライブに行ってきました。テーマカラーが青や黒らしく、青や黒の服を着たファンの方々がゾロゾロと国立競技場に向かって歩く姿は圧巻。これだけの人を惹きつける歌手ってどんなんだ?と思いながらワクワクして到着。会場ではすでに音楽が流れていてライブ感漂う中、もらったかわいらしいリボンを付けたり、腕にライトを装着したりしてウキウキ。パイプ椅子はあるのだけれど、ライブ中はみんな座らないとのことで、おばちゃん体力持つかしら…?と少々心配でした。そもそもAdoの歌も全部知らないし。

で、始まった。あー、本当にびっくりした。衝撃的でした。とにかく歌が上手いんですよ。こんな簡単な言い方してはダメなんですけど、とにかくすごい上手すぎる。Adoちゃんって顔も出してないから、ライブってどんな感じなのかな、なんて興味もあったんです。で、ライブでは鳥籠みたいな中でAdoちゃんの影が揺れ動いてるだけなんですけど、とにかく声があふれ出てくる!押し寄せてくる感じ。わあってポカンとしちゃいました。途中で鳥籠から出てきてAdoちゃんが動き回ってるんですが、顔とかどーでもよくなっちゃって、歌を聴いていたい、もっと聴かせてほしい!とドキドキしました。本当にすごかった。

今回ご紹介する商品はクリーナーです。当社のお客さんは解体業やはつり業の方も多く、粉じんやゴミなどを片付けるのにクリーナーをよく使います。プロの皆さんは吸引力バツグンのパワーあふれる商品が必要なんですよ。私たちが普段見かけるような家庭用ではなくて、バッテリーをガチャっとはめ込むプロ用のクリーナーを使います。作業は片付けまでだから、ジャンジャンやらなくちゃ仕事は終わらないし、まさに時間との戦い!ガンガン吸い込むクリーナーはなくてはならない商品なんです。

私もプロショップで働いていますと、家庭用のクリーナーでは物足りなくなってしまうんですよね。やっぱり吸引力が違うし、実際、お掃除している時間も短縮されてるはず。私、お掃除って苦手で、あんまり好きじゃないんです。でも、毎日クリーナーは使いたい。掃除は嫌いだけど、散らかっちゃうのってもっと嫌。そうなるとゆっくりちまちまお掃除してるのって嫌になっちゃうんです。ぎゅーんと大急ぎでお掃除したい!で、家庭でも使ってます。マキタやハイコーキのプロ用クリーナーは、軽くてパワーもあって、本当に便利!お家の中はもちろん、玄関やコンクリートの上も使ってます。部品も別売りしているので、外用と中用でノズルを変えて使っています。玄関もクリーナーをかけるとホコリが溜まりませんよ。

Adoさんってまだ20代前半なんですね。ライブでお話ししている姿は一生懸命で健気で真面目で、確かに若い子かなって感じはあるけれど、歌のパフォーマンスが始まると弾けるように踊って歌ってかっこいい。きっとこれだけの芸術を手に入れるまでには、才能はもちろんあっただろうけど、たくさんの努力をしてきたんだと思うんです。時間を忘れて熱中しなければ、人の心を揺さぶるようなパフォーマンスなんてできるはずがない!「タイパ」も大切かもしれないけれど、時間をかけることも大切だと思います。時間をかけたであろう努力がわかるから、人はここに価値を見出すのだと。誰もが時間をかける努力が大変なことがわかっているから、尊敬するし、彼女に惜しみない拍手を送るのだろう。

ライブに連れて行ってくれた娘、一人暮らしをしているので新宿で待ち合わせて「お昼食べよう」って約束してたんです。お昼ご飯食べてライブに行こうって数ヶ月前から決めてました。それを聞いたウエダキコーの社長兼私のオットが、「オレも行く」って言い出した。オットの分のライブチケットはないので、ライブには行けないことはわかっているけど、娘と会ってご飯を食べたいのだと言う。え?それだけのために?それだけのために群馬から新宿行くの?

当日は午前中から新幹線で新宿に向かい、娘と会ってご飯を食べて、私たちはライブに行きましたが、その間ずーっと新宿で時間をつぶしていた夫。数時間しか会えない娘のためにその何倍もの時間をブラブラと過ごしていた夫、すごいよ。こういうのを「タイパが悪い」って言うのだと思うのだけれど、心を満たすために、無駄なことをいとわない夫に、清々しさを感じる初ライブの一日でした。

マナーはどちらからでも

最近思うことがあります。順調に年月が過ぎ、わたくし立派な中年となり、時代が時代なら初老と言われる年齢になりました。そして思うのです。やっぱりだらしないことしてると、想像以上にだらしなーく見えるということに。キリッとしていてちょうどいいくらい。でもでも、日々緊張してるなんてずっと続かないし、どうしたものやらと考えていたところ、いいこと思いついたんです。私、外に出たら「フライデーごっこ」をしています。フライデーってのは雑誌のフライデーです。芸能人の密会なんかが載ってるあの雑誌、フライデー。

どこかで私のことをカメラが狙ってる。銀行で記帳している時に背中が丸まっているのをフライデーされたら大変!スーパーの買い物の時もお菓子ばかりでは恥ずかしいから、野菜中心に買ってみたりして。眉間にシワ寄せて話している姿は写真に撮られたくないから、できるだけ笑顔を心がけたり。

ただ、このフライデー作戦はずっとは続かないんですよ。若い子なら可愛くみられたいというモチベーションだけで生きていけるだろうけど、こちらは初老なんだから、やっぱりいまひとつモチベーションが上がらない。で、もう一つの作戦は「徳を積むごっこ」。ちょっといいことをするんです。誰もみてないし、自分しかわかってないんだけど、「今日、徳を積んだ!」って思うとウキウキするんです。たとえば、スーパーのお買い物カートがごちゃついてたら、スッと直す。イオンの洗面所がビシャビシャだったら、そっと拭く。ちょっと整える程度のことをして、「よしっ、徳積んだ」と思うと、ちょっぴり背筋がスッと伸びる気がしませんか?

群馬県は全国的にも有名なクルマ大国です。ひとり一台所有は当たり前、車に乗っている姿が通常なのであっちこっちでドライブスルー。スターバックスやマックなんて店内はガラガラなのに、ドライブスルーは大渋滞です。みんなどんだけ車から降りたくないの?というクルマ大国の群馬県、運転マナーってどんなもんなんですかね?で、ググってみると…47都道府県中、22位でした。平均なんですね。良くもなく悪くもなくってことかしら。

当社では搭乗式床材はがし機をレンタルしております。県内だけでなく、県外のお客様にも周知されて関東の他にも山梨や福島にも出動しました。床材をはがす作業はとても大変で、同じ姿勢を長時間続けるものだから、腰への負担も大きく、腰痛や腱鞘炎などのケガを抱える職人さんがほとんどでした。いまだに手作業も多いんですよ。それでも手押し式のはがし機が出てきたりして、作業効率は上がったんですが、重労働は相変わらずで。そこで、当社のレンタル品の登場!搭乗式が登場!イスに座ってレバーの操作をするだけで、床材がバリバリとはがせるんです。すごーい、楽ちん。

体への負担が少ないのもおすすめポイントのひとつですが、乗りこなしが簡単というのもいいんですよ。最近では短納期で職人さんの人数が少ない現場もありますので、そんな時はこの搭乗式床材はがし機をぜひお使いください。ひとりの職人さんがばばーっと床材をはがせるんですから。そうそう、このはがし機はバッテリー式なので、空気が汚れないのがいいんですよ。病院や商業施設、学校など、人が出入りしている中での内装解体などにぴったりなんです。

で、運転マナー。トヨタ自動車のおひざ元、愛知県はマナーがいいらしい。で、ランキングを見てみると…ワースト6位!群馬より断然悪いではないか!よくよく調べてみると、運転マナーはワースト6位なんだけど、歩行者マナーがダントツいいらしいんです。絶対に車が来ないとわかっていても赤信号では渡らない、しかも青の点滅でも無理しないらしいんです。すごい、マナーいい!上品だなあ。私なんか青点滅はダッシュしますけどね。

しかも子どもたちのマナーもいいらしく、横断歩道で手を上げて、運転手さんと目があって「ありがとうございます」と会釈して渡り始めるという。愛知の子どもたち、立派すぎる!と感心していたけど、そうではない感想をお持ちの方もいらっしゃるとか。「なんで、子どもの方からお礼を言わなければならないの?」と。なるほどね。モヤモヤした気持ちは残るのか。

だけどさ、どっちが先でもいいと思うんですよね。どんなにイライラ運転してる人でも、「ありがとうございます!」って言われたらちょっと嬉しくなると思う。子どもがしっかりしてるのに、大人げなくて恥ずかしくなるじゃない?そうやって改心しながら運転手のマナーも良くなっていけば結果いいのではないでしょうか。心に余裕のある方がちょっぴり優しい気持ちになって、その優しい気持ちが伝染していく。「ありがとうございます」って言った方は、まさに「徳を積んでいる」。

わたくしは運転マナー22位の群馬県民ですのでね、歩行者の方がいたら車を停めますよ。はい、どうぞ。自転車の女子高生、かわいらしい会釈で目の前を渡っていく。うん、いい気分。しばらく走って、お、歩行者発見!で、停車して、さあどうぞってドヤ顔の私。若い男性、若干けげんそうな顔つきでこちらを見ながら横断していく。もう、なんでよ!って思ってミラーを見たら、後続車いなかった〜。お兄さん、私が通り過ぎたら渡るつもりだったのね。わー、ごめん、ごめん。タイミング誤った。ま、こんなこともあります。それともドヤ顔がよくなかったのかな。

ももいろは桃じゃない

春ですね。春になるといつも不思議な食べ物があちこちで売り出されます。飲み物やお菓子などが多いかなぁ。『期間限定さくら味』というもの。これ、不思議に感じております。だって桜って食べ物じゃないですよね?でも、あっちこっちで発売している美しいピンク色の食べ物の数々。いまや春の風物詩です。

最初「さくら味」って聞いた時、桜の塩漬けかと思ったんですよ。ほら、アンパンの真ん中にのっているしょっぱいピンクのあれ。えーって驚いたけど、違いました。「さくら味」って、さくら餅の味なんですね。ふうん、さくら餅って人気あるんだって思いました。さくら餅ってあんこが薄皮に包まれていて、桜の葉っぱにくるまれてるピンクの和菓子ですよね?確かに美味しいし見た目もかわいいけれど、私が和菓子屋に行く時は大福とかどら焼きとか選んじゃう。

私の好みなどさておき、この昨今のさくら味ブームはすごいことに。コンビニスイーツや菓子パンはもちろん、カルディや久世福商店、スターバックスまでみんなみんな「さくら味祭り」です。和菓子ならつぶあん、って思っている私、あまりさくら味に惹かれることはないのです。でも、やっぱり見た目がいい!スターバックスのフラペチーノなんてモコモコのクリームの上にピンクのザクザククッキーが散らしてあって、まるで桜の花びらが散りばめられてるよう。これは本当にかわいいわ。

そして春といえば新商品の季節。当社は工具屋さんですので、新商品が出るとワクワクします。出ました!ハイコーキからインパクトドライバが出ましたよ。モデルはWH36DDです。今のところカラーバリエーションは2色のみ。おなじみのハイコーキカラーの緑色と、みんな大好きブラックが出ました。近日中にあと3色出ます。お楽しみにしてくださいね。

見た目としてはヘッドの部分が小さくなったり、ハイコーキのロゴが左右に付いたりなど変化もいくつかありますね。なんといってもライトが明るくなりましたので、暗い現場でもよく見える!そうそう、今回も前回の機種と同様にアプリでいろんなモードを設定することができます。新モードは細ビスモード。手仕上げのような美しい仕上がりになるようです。お好きな締め付けを設定することもできるので、自分好みの自分だけのインパクトドライバに作り上げることができます。ケースもバックルが金具ですよ。これ、地味に嬉しいですよね。プラスチックだと割れちゃうので困っていたプロの方も多かったのでは?

そういえば、昔は春っていちご味だったような気がする。いちご農園で働いてるお友達は「いちごの季節は断然春だよ。だってハウスは常に暖かくしてるじゃん」と。確かに。でも、クリスマスケーキのいちごが定着し過ぎて、「いちごは冬」というイメージが強いのも事実。だからでしょうか、いちご味は毎年冬に売り出されますよね。それで春はさくら味なのか。

わが家の前に小さな公園がありまして、大きな桜の木があります。町内のシンボルツリーっぽくて、桜が咲くのを毎年楽しみにしてるんです。私も毎年、娘たちと写真を撮ってまして、あっという間に2人とも二十代になりました。もちろん小学校、中学校、高校と、入学の時は制服着て撮った思い出の桜です。ご近所の方もみなさん思い出の桜ではないかな。桜の時期に公園をふと見ると、かわいらしい小学生や、恥ずかしがる中学生男子、はにかみながらも親と並んで撮影に応じる高校生などを見てきた私。我が家も含め、ご近所さんのたくさんの思い出の詰まった桜なんです。

そうか。桜は味ではなくて思い出なのか。だとしたらいろんなお菓子メーカーが「さくら味」を出すのは日本人のノスタルジーに訴えかけているのか!なんか懐かしい、落ち着くわ、みたいな心に刺さるものがあるのかも。桜の花びらの形もかわいいし、みんな大好き抹茶味との相性も良さそうです。ノスタルジアと見栄えの良さ。これはますます春は「さくら味」が増えそうな予感ですね。

ただし、本物の桜の方はといいますと、年々開花の時期が早まってます。桜って咲いている時は本当に美しいのですが、散ってしまうと、それはもう、お掃除が大変なんでございます。掃いても掃いてもはらはらと舞い落ちてくる花びら。普段は入学式が終わった後くらいから恐怖の掃き掃除が始まるのですが、昨年などは入学式前に散り切ってしまう始末。入学式の親子連れががっかりした様子で写真を撮っている姿を見て、関係ないけど申し訳ない気持ちになってました。

ここ最近も気温が高いですね。満開になるのも早いかなあ。やっぱり桜は卒業式より入学式が似合います。小学校の入学式には散ってしまうかなぁ。正装した親子がウキウキしながら写真を撮ってる姿が見たい!やっぱり地球って異常気象が進んでいるのかなぁ、とさくら味から地球温暖化を心配するワールドワイドな悩みが尽きない今日この頃です。

人生の経験値を上げたい

すごいことなのに、評価が低いなぁと思う能力ってありますよね?私は『絶対味覚』を非常に高く評価しております。これ、私が勝手に絶対音感をパクって言ってたんですけど、かの有名な川越シェフが「絶対味覚」っていう本を出版してるんですね。すいません、ずうずうしく、私が作った用語のように使ってました!ごめんなさい。

そちらの有名なシェフは、食べたものの材料はもちろんのこと、調味料まで言い当てるとのことですが、私の尊敬する『絶対味覚』はちょっと違います。もっとゆるい感じです。たとえば旅行先で変わった料理が出てきてパクって食べた後、「あれ、この料理ってどこかで食べた味と似てる。えーっと、あ、〇〇で食べたあれだ!」ってやつです。この会話がカッコよくて素敵だなぁ、って思ってるんです。

私なりに分析してみますと、『絶対味覚』を手に入れてる人って、スパイス系の微妙な調味料を感じられる能力が高い。それから匂いに敏感です。味にこだわりがある人って「わあ、これなんの匂い?」って必ず言います。人の家の匂いにも敏感で、うちの匂いとかどう思っているのか、非常に心配です。そしてスリムな方が多いのも特徴のひとつ。大雑把な料理をおいしく作る方はふっくらしてる人も多いけど、味を覚えているタイプの方は細めの方が多い気がする。そして私はこのような人種に憧れております。素晴らしい能力だと思いませんか?

最近発売された能力の高い機械をおすすめします。ハイコーキから新発売したコードレス空気入れです。待ってましたよ、ハイコーキさん。マキタは空気入れがあったのにハイコーキは無くて、ハイコーキユーザーさんは困ってたんです。ハイコーキユーザーおなじみのマルチボルトバッテリをガチャっとさし込んで、さっそく使ってみました。当社は電動工具の販売をしておりますが、長年お付き合いしてくださるお客さまから、現場にかかわるあらゆる製品をご注文いただくことが多いんですよね。で、現場近くにお届けするから、狭い道も通れる軽トラックってよく使うんですよ。納品に出かけようと当社の軽トラックをふと見てみると、タイヤが心なしかつぶれてる気がする。

で、空気入れてみることに。まず本体の観察から。ホースが本体に巻き付いていて、サイドに付属のアタッチメントが収納できるのがいいですね。アタッチメントってすぐにどっか行っちゃって、使いたい時にはないんですよねー。で、タイヤのマークが液晶画面に出て、適正圧力をセットしてスタート!わあ、簡単。しかも自動で止まるので安心です。タイヤの空気って気にしてなかったけど、けっこうつぶれてるっていうのもわかった。ウチにある車の空気を片っ端から入れたくなってきました。毎日チェックする必要はないけれど、遠出する時などは空気入れたほうがいいかもしれないですね。燃費も全然違ってきそうです。空気入れ、楽しい!

そうそう、話は戻って憧れる会話Part2。「これ本当に美味しいからおすすめ。食べてみて」ってニコニコ話している会話。これ、素敵ですよね。言ってみたい!すすめてくれる方のこだわりも感じるし、自分に自信がある感じも憧れる。私、これ言えません。自分の味覚に自信ないんです。

このブログを書いている時は2月なのですが、バレンタインありましたね。バレンタインといえばチョコレート。美味しくて大好きです。ただ、私の意識が低いのか、チョコレートにもブランド品があることをそこそこ最近まで知りませんでした。ショコラティエが作る期間限定チョコレートは、意識高い系の女子に大人気なんだそうで、この時期だけは地方の百貨店にもブランドチョコが並びます。知らなかった。最近まで本当に知らなかった。

昨年、友人が「デメルのチョコレートを家族に内緒で買って、1人で食べるのを楽しみにしてるの」って話していて衝撃を受けました。なに⁉︎そのおしゃれなお楽しみは!さらに聞いてみると、バレンタインの時期だけ期間限定で売り出されるものらしい。「サクサクして美味しいの。この時期をワクワクして待っている」とのこと。まず、デメルを知りませんでしたっ。みんな知ってるの?というわけで、そんなオシャレな話を聞いたらデメルってものを食べてみたいではないですか。期間限定ってものを食べてみたいじゃないですか!で、百貨店のバレンタイン特設コーナーに行ってみたんです。

ありました、デメル。期間限定で、マロングラッセにチョコレートがコーティングされてる。確かに箱もオシャレで美味しそう。ただし値段が高い!ひとつぶがケーキくらいのお値段するよ。でもね、やっぱり人生の経験値を上げるために、このデメルはぜひとも食べてみたい、ということで購入。ウチに帰って食べてみた。確かに美味しい。なんというかみっしりと濃い味でした。満足感ある。これがブランドチョコレートなのか、と。20代の娘にひとつあげました。娘、味の感想というより、「なるほど、人生が深まるねえ」と。いいこと言うねえ。まさにそれ。

昨年、このチョコを教えてもらったので、今年は大切な人たちにこのチョコレートをプレゼントしました。「わあ、デメルだあ」と第一声。あら、みなさん、デメルってものはご存知なのね。私は去年知ったのだけど。当然、昔から知ってますよ、って顔して渡しました。美味しい、と感じてくれたら嬉しいな。そして当然ですけど、夫にも買いましたよ。期間限定デメル。マロングラッセのデメル。私もご相伴にあずかるつもり満々で買いました。まだ食べてないのだけど、今年も楽しみにデメルをいただこうと思います。毎年食べられるといいな。

人間っていいな

何度も言いますね、年末年始って忙しくないですか?なんであんなに時間がないのでしょうか。不思議でならない。しかも今年は新年早々インフルエンザになってしまいまして、まあまあ回復するのに時間がかかってしまいました。なかなかブログが更新できずにすみません。今年もどうぞよろしくお願いします。

で、唐突ですが断捨離です。もうね、50過ぎて自分の向き不向きには敏感でございます。私はキレイ好きではありますが、整理整頓は苦手だし、細かい部分のお掃除はあんまりしたくない。それで考えるわけですよ。物を少なくすれば大ざっぱの私でもキレイを保てる、ということに気づき、とにかく断捨離です。捨てるものはねえがー、いらねえものはねえがー、とナマハゲばりに探し回る日々。

私のおすすめの断捨離方法は、YouTubeの断捨離トピックスをラジオ感覚で聞き流すことです。なんかね、これ聴いてると捨てたくなってくるんですよ。意外と効き目あるんです。冬物の洋服って夏ものに比べると値段の高い物があるので、なかなか捨てられないのですけど、断捨離トークを聞き流してると「よしっ、捨てよう」ってなるのが不思議。大忙しの年末年始も捨てるだけなら頑張れそうですよね。まずはモノを減らしてっと。スッキリしたらお掃除、お掃除!掃除機もかけやすい。

当社は建設関係の機械や工具を販売するプロショップです。当社のお客さまは解体業やはつり業をしている方が多いんです。一般の方に建物の解体の見積もりをお出しすると、解体費用って高いなあと思うことも多いのではないですか?いろんな要因はありますが、ひとつには解体したもの分別に手間がかかる、ということがあるんです。特にアスベストの撤去は群を抜いて手間のかかる作業なんです。

アスベストは吹き付けるだけで保温や断熱、消音にもなりますし、さらには熱にも摩擦にも強いという特性があるんです。こりゃ便利だなってことで高度成長期にバンバン使われてきました。でもご存知の通り健康被害が出てしまっているので、現在では撤去しているわけです。解体する建物にアスベストが使われている場合は、アスベスト用の解体準備をしなくちゃなりません。軽くて小さな繊維みたいなものなので、解体するときに飛び散ってしまったら大変なんです。

だからアスベストのある建物を解体するには、特殊な機械をつかわなければならないんです。ニルフィスクの掃除機GM80は超微粉塵を吸い込むことができるので、アスベストの吸塵におすすめの商品なんです。この掃除機のフィルターもすごくて、何度も段階を踏みながらゴミをキャッチしてくれるので、掃除機から出る空気もクリーンなんですよ。プラス見た目もカッコいい!

そうそう、断捨離いいねって思ってますけど、ちょっと気になる断捨離もありまして、『人間関係も断捨離しましょう』ってやつ。これね、わかるんですけど、人との関係って断捨離するものなんでしょうか。そりゃあね、自分を馬鹿にしたり、嫌味言ってきたり、機嫌が悪いと当たり散らしたりしてくる人との縁は切るべきかなあ、なんて思います。でも、あえて「いらない関係だから縁を切る」なんて言われちゃうと、ちょっと嫌だなあ、と。昔は仲良かったのに、たまたま生活が変わってしまって疎遠になってしまう、っていうならわかる。けど、あえて『断捨離』って言葉を使うあたり、違和感感じます。人間関係ってお互いのものなんじゃないの?

ある記事を目にして、さらに違和感が倍増してます。その記事を読んでみると…「不用意に増え過ぎた人間関係を上手に処理しましょう」なんて書いてある。正直言ってちょっと悲しくなりました。人に対してなんという失礼な言い方なんだろうか、と。あとね、はっきり言いますと、この年になるとね、自然と人付き合いって減ってしまって寂しいこともありますよ。なんならそっちの方が多いのでは?

つい最近なんですけど、とても親しくしていた方と離れてしまったことがありました。人生の先輩でもある彼女は、お仕事もバリバリしているのに、とても優しくしなやかで可愛らしく、大好きな人でした。そんな経歴の彼女とは趣味の世界で知り合ったんです。だけど、私がその趣味に対してもう少しだけ上を目指して頑張ってみたくなったんですよ。その時に彼女と離れたくはないな、やっぱりこの場所にいようかな、と悩んでしまったのですが、彼女は「頑張れ。行きなさい」と。その一言で、スッとお互いが離れて行った感じでした。ああ、こういう関係もあるんだな、と寂しいながらも納得した出来事だったんです。

だから、人間関係を断捨離する、なんてキツイ言葉は使ってほしくないんだよー。大好きな人とスッとお別れしてしまうこともあるんです。自分で決めたこととはいえ、望んでないことも起きてしまうわけ。それに人を断捨離ってこちらにだけ選択権があるみたいに思ってる人の言い方ですよ。人はそれぞれに思いがあるんですから、自分に選択権があるなんて考えはおこがましい気がします。やっぱり私は人間関係って大切にしたいと思いますね。もし、不可抗力で離れることがあったとしても、大切にしてきた関係だったら、きっとまたどこかで出会える時が訪れることと信じています