『アンコンシャス・バイアス』って聞いたことありますか?最近は横文字ばっかりで本当に嫌になっちゃうけど、知ってますか?アンコンシャス・バイアス。訳すと「無意識の思い込みや偏見」だそうです。あー、あるある!行動に出ちゃうと差別になっちゃうけど、思っているだけなら思い込み。みんな言葉にはしないけど、絶対にありますよねー、アンコンシャス・バイアス。この「絶対にありますよねー」も、アンコンシャス・バイアスになるのかしら…?
最近引っかかるのは「若く見えますねはほめ言葉」と思われてること。いや、いや、もうこちとら50越えよ。そんな言葉を間に受けるほど愚かではないわ!とか思っちゃう。私、これ言われると馬鹿にされてると思っちゃうので言いません。でも、ほめるときはどんな言葉を使うのかっていうと「素敵ですね」です。これの派生系としては異性をほめるときは「現役感ありますね」も使うかな。で、ふと考える。これもアンコンシャス・バイアスか…?いや、違うと思う。そりゃあ「男性なんてこんなもん」と思っていたら言われた方も気分悪いと思うけど、私だって喜んで欲しいと思うから出た言葉なんだし。いやあ、難しい。
新聞に掲載されていた記事によると、アンケートによるアンコンシャス・バイアスの第一位は『年配者はITに弱い』らしい。いや、これに関しては思い込みや偏見ではなく、事実ではないかと思うんですけど。なんやら世の中がスマホありきになってしまって生きづらいったらありゃしない。先日歯医者に行ったら、受付で話を聞かされているご年配のマダム発見。受付のお嬢さんに「LINEでお友達登録してくださいね。こちらのQRコードを読み込んでください。将来的にはLINEからご予約できます」などと説明されてる。マダム、ちんぷんかんぷんらしく、お困りのご様子。「そうねえ、娘が帰省してきたら聞いてみるわ」とそそくさとお帰りになってました。マダム、歯医者に通うのが恐怖になっちゃうよー。そしてきっと帰省した娘さんに「お母さん、こんなこともできないと生きていけないよ、はあ」などと面倒くさがられるんだろうなあ、お気の毒。

当社は電動工具を販売しているプロショップなんですが、お仕事で感じるアンコンシャス・バイアスをひとつ。『インパクトドライバの新色が出ると、職人さんは必ず欲しくなる』です。空気がざわつくんです。みんな「うわあー、新しいの欲しい!」ってなるんだもん。お待たせしました、マキタから出ましたよ、リチウムイオンバッテリー20周年記念の限定カラーです。おなじみのマキタのロゴが光り輝くゴールドで、高級感あふれるプレミアム仕様なんだから!カラーは4色展開。さわやかなブルー、情熱のレッド、落ち着いたグレージュに、躍動感あるイエロー。どれもみーんなプレミアムカラーで全部かっこいい!
当社のお客さんは従来、工具の色の好みといえば、ブルー、ブラック、パープルが人気だったので、今回はブルーが1番人気かな、と思っておりましたけど、なんのなんの、4色ともかっこいいと人気は拮抗しております。最近はナチュラルカラーも気になるようで、グレージュもお問い合わせが多いです。スペックはもうみなさんご存知ですし、私が説明するまでもありませんね。ただし、この限定カラーのインパクトドライバは、セット品のみの販売となりますので、ご注意を。
で、先ほどの歯医者でのマダム。おそらく絶望してトボトボ帰ったであろうと想像していたら、次に受付に呼ばれた私。きっと受付のお嬢さんから「次回の予約はLINEからでーす」とか言われるんだろうな、なんてうんざりしながら受付に行くと、なんとお嬢さんが「次回からLINEでお友達登録をしていただいて、予約を取るようになりました。こちらのチラシからQRコードを読み込んでもらいまして、あの、QRコードとか大丈夫ですか?」と異常に心配してくれるではないか。あれれ?もしかして、もしかしてなんだけど、ITに弱い年配者という扱いされてます?
えーっ、ショック。私の前に説明受けていたマダムとは別の世代だと思っていたのに、同じに見えていたらしい。まあね、そうよね、受付のお嬢さんからしてみたら50歳も60歳も大差ないのかもしれないわねっ。もうちょっと若く見えてると思って勘違いしていた自分が恥ずかしい!そこいって53歳が51歳くらいに見えるよー、っていう誤差の範囲だろうけれど、とかウジウジ。あれ?そういえば私、「若く見えますね」って言葉はほめ言葉ではない、などと言っていたような…。馬鹿にしないでよお〜って笑っていたような…。いや、前言撤回、やっぱり若く見えるって嬉しいです、はい。これアンコンシャス・バイアスではありまんせんよー。偏見ではありません、事実です。だからね、若者たち、「お若く見えますね」ってどんどん言っていこうね。私たち、大喜びしますからね。