溝は縦がいいのか、横がいいのか

ブログ『工具女子日記』

あの頃の私に言ってやりたい。
「日焼け止めクリームを塗りなさい」って。今さら紫外線の害について忠告されても
間に合わないってばっ‼︎あの頃の紫外線が私の肌の潤いをうばい、深いシワを刻んでゆく。うー、泣ける。

30年前。女子大生だった私。スキーなんてまったく興味なんてなかったのにスキーサークルに入ってしまった。そこからスキーにハマってしまい、頑張った。はい。でも、その頃って日焼け止めクリームなんてありました?毎年がっつりゴーグル焼けしちゃったよー。冷たい空気に顔をさらして、乾燥しまくりよ。

あの頃ね、顔だけしっかり焼けちゃって、49歳の現在、シワに悩む。悩んだって仕方ないけど、悩む。うむむ。そこで思い切ってちょっと高級な保湿クリームを塗る。だけど、これ、今さら効果なんてない気がするの。『笑いジワは幸せの証拠』なんて言われてるけど、そうかなあ。見るたびにガッカリするけどなあ。体はウェアを着ていたし、海に興味なかったので水着焼けなし。当然きれいです。お見せできないのが残念です。

そう、私、このブログのイラストを描いてます。自分で描いた自分の顔のイラストを見る。実は前から気づいてた。感じてた。わかってた。うーん、これはちょっと若すぎる気がする。実際、49歳の女性の現実ってどうなんでしょ。やっぱり、あの『線』を描かないとダメかしら。あの、2本の線。そう、あのタテ線。口元の線。

『ほうれい線』ってイラストに入れるべきでしょうか?迷ってます。迷いまくってます。他人の小さな子どもにたずねてみたい。「おばちゃん(私のこと)の似顔絵かいてみて」と。子どもたちは迷わず『ほうれい線』を入れるのか⁉︎うわー。怖くてそんなチャレンジできないよ!というわけで、現実逃避することに決定。しばらくは私の描く私の似顔絵には『ほうれい線』は描きません。「実物と違うじゃん」などの苦情は受け付けません。

溝を入れる電動工具、トリマー。木工の加工で絶対必要な作業ですね。それにしても、あっという間に簡単にきれいな溝ができるもんだな、などと感心しますね。『ほうれい線』もこのような評価になればいいのに。「おや、アナタのほうれい線はきれいですね」「いやいや、とんでもない。アナタもですわ」みたいな。そんなわけないか。 

緑を愛する男の話

ブログ『工具女子日記』

5月4日が『みどりの日』なんですね。
あれ?いつの間に?昔の『みどりの日』は昭和の日になり、『みどりの日』は、国民の祝日だった5月4日に現在はお引越しとなったのですね。

名前の通り、自然や緑を大切にしようという意味らしい。当社の社長であり、私の夫も緑を愛する男です。プランターで野菜を栽培するのが大好き。ただねえ…。好きなのは構わないけど、張り切りすぎて失敗に終わることばかりなんですよ。

プランターに栄養満点な土を入れてナスやきゅうりの苗を植えます。毎日のように水をあげるのはいいけれど、さらに栄養満点な肥料までたんまり入れるもんだからナスやきゅうりもお腹いっぱいになっちゃうらしい。で、あんまり大きくならずに終わる。いろいろ調べると『飢餓状態』ってのも必要みたい。かわいがりすぎて、結局ダメにしちゃう。野菜を育てるのは、子育てと一緒だよっ!

今年も始まりました。小さな花壇しかないウチの小さな庭。
その小さな庭の小さな花壇にナスとトマトとオクラの苗を植えました。さらに大きくなっても倒れないように支柱を立てて今日もせっせと水と肥料を与えてる。
「ねえねえ、昨日より大きくなったよね⁉︎」と親バカぶりまで発揮。

当社のお客さん、本格的に畑をやってる方が草刈り機やバリカンを買いに来るんです。で、畑の話をしてるのですが、たまに自分も育ててるって会話が聞こえてくるんです。いやいや、アナタのはナスの苗が3本とトマトとオクラが1本ずつ。これだけで対等に渡り歩こうとしてる根性がすごい!全然違うよ〜っ!って心の中でツッコミ入れてます。

「結構お金かけちゃったからなあ、そうだなあ、ナスだったら125本収穫できないと元取れないなあ」などとつぶやく夫。考える必要などありません。ムリです。元なんか取れません。そうなんです、夫は何かを始めるときにいろいろ買いそろえるのが好きなんです。
そのうち草刈り機を買いたいから、大きな畑を借りたいと言い出しそうで怖いです。緑を愛するって意味が違うものになりつつありますね。まったく。