就活の悩み

採用直結型インターンシップが解禁!というニュースが目に止まりました。25年卒から採用されるらしい。企業がインターンシップを採用活動に利用する、ということですよね。大学3年生から就活が始まるのか!ふむむ。応募時には『エントリーシート』なるもの、いわゆる企業が求める応募書類のことですが、これを提出しなければならないという。昭和47年生まれの私などは履歴書しかありませんでした。で、『エントリーシート』を調べてみると…いろいろ書くことがあるんですね。学歴や志望動機はもちろんですが、自己PRや長所短所も記入しなければならないのか!ふむふむ。

自分の長所や短所を文章にするのはちょっと抵抗ありますね。特に長所なんて「コミュニュケーション能力が高い」だの「リーダーシップに長けている」だの自分で書くわけでしょ。いやあ、自分のことを、しかも自画自賛を堂々と書くのはなかなか恥ずかしいものですよね。自分で書きながらも「これは誰のこと⁉︎」なんて戸惑ってしまいそう。そもそも長所っていうのは自分から言うものではなくて、他人が「あなたは気づいてないかもしれないけれど、こんなところが素敵ですよ」って教えてくれるものですもんね。それをあえて自分で言わなきゃならないなんて、これはなかなか地獄です、はい。

何年か前に娘が就職活動してまして、エントリーシートを応募したり、企業の面接に取り組んでいたりした時期がありました。娘いわく、自分をアピールしなければならないが、なかなか戸惑いもあり、上手くできるか心配だと言う。「だってさ、『私は誰とでも仲良くやっていける性格です』なんて自分で言っちゃうのって恥ずかしくない?」と。はい、ごもっとも。エントリーシートは短所も短所として書いてはいけないという。「全部、自分の良いことをアピールするなんて、きっついわあ」と。ホントホント。

こちらは自分のことではありませんので思いっきりアピールしちゃおう。ハイコーキから新作が出ました!インパクトドライバWH36DDです。インパクトドライバの新作は、毎回話題沸騰します。なんたって今回は5色を展開してるんですから!いわゆるハイコーキ色のアグレッシブグリーン、職人さん大好き色のストロングブラックのほかに、鮮やかなスコーピオンレッド、若々しいスパイダーイエロー、最後に登場したナチュラル系のフォレストグリーンです。LEDライトも明るくなってますますカッコよくなりました。

スペックはインスタグラムにも載せましたが、スマホのアプリで自分好みの使い方を登録できるのはもちろん、新たに「細ビスモード」も追加されて、パワーだけではなく、繊細な作業に対応できるようになったんです。デジタル的に進化しているのは当然なので、興味ある方はYouTubeなどで確認してみると面白い発見がありそうですよ。そうそう、これは工具のスペックとは関係ないのですが、インパクトドライバの専用ケースがかなりいい!今までケースの留め具がプラスチックだったのですが、今回の新作から金具になりました!お客さんは外で使う方も多く、日光でプラスチックが割れてしまうことも多々あるんです。留め具が割れて中身がバラバラっと出てきてしまうことも。これが金具になると一気に耐久性が上がるんです。お客さん、喜んでくれそうだなあ。

そうそう、話は戻ってエントリーシート。こんなこと言っては元も子もないんだけど、自分のこと自慢してる人ってみんな好きにならないよね?それなのに採用試験となると、自分自慢をしなければならないという矛盾。「こんなことを頑張ってます」って言ってる人に限って、はたから見ると大したことなかったりする。それに本当に夢中になってる時って頑張ってるって意識ないもんね。だからエントリーシートに書かれてる自慢は大したことないよ、って言ってるようなものなんですよ、きっと。そこで落とされちゃっても縁がなかっただけ。運良く面接まで行ったとしましょう、じゃあ、採用する方は何を見ているの?となるわけ。

ここで改めてよーく考えてほしい。企業の面接官なんて立派に見えるかもしれないけど、私くらいの年齢のおじさんやおばさんよ。アピール内容なんかどーでもいいんですよ、たぶん。この子は感じがいいな、一生懸命だな、とかそんな雰囲気を感じたいだけよ。エントリーシートはお話しするきっかけなんだから。話し方なんか上手くなくていい、この日のために練習してきたんだな、頑張ってきたんだな、というあなたの姿に誠実さを感じたいだけなんですよ。なんならそこしか見てません。就活生、安心して。面接官、家に帰ればただの中年ですから。ちなみにウチの娘、当時、ドアの開け方やらノックの仕方など練習しておりましたが、そんなんどっちでもいいわ!と思ってましたもん。でも、その練習した気配に誠意を感じるんですよね。だから頑張れって思ってたよ。

私が今、エントリーシートを書くとしたらどんなことを書けるのだろうか。できるだけ採用側に好印象を与えたいけれど、嘘を書くわけにもいかないし。うーん、適当でいい、なんて言っておきながら、いざ自分のことになると悩みますね。ちょっぴり格好つけたくもある。中年特有の自慢話はしたくないし、中年の自慢話は嫌われることも知っているだけに、ハードル高いな、エントリーシート。などとごちゃごちゃ言ってないで考えてみる。まず、私の特性は常に元気ってことなんですよね。健康で頑丈。でもなあ、なんだか単細胞感っぽさは否めない。もう少し大人としての魅力ある表現にしなければ!「いつも明るく、元気いっぱい。姿勢がいいのが自慢です」みたいな感じかなぁ。だけど、52才で自己アピールがこれって…。もう少し何かないとまずいよう、って、自分の人生を一生懸命に振り返る今日この頃です。