ピクトグラムに挑戦

コロナというものが蔓延してから、いろんなことがありすぎて、さまざまな感情や状況の中で行われたオリンピック。このことについては、立場や考えもあるでしょうから多くを語るつもりはありません。ただ、さらっと見ようとしていたオリンピックの開会式に釘付けになってしまったものがありました。


そう‼︎ピクトグラム‼︎
このアナログな演出で驚いてたら、ラケットを落とすという失敗が。その時、アナウンサーも「ああっ」って思わずさけんでた。ふと漂う緊張感。それでもテンポ良く進んでゆくパフォーマンス。それから先は「がんばれ‼︎」と、会場や視聴者が一体となって応援し、無事に終わった後の安堵感。感動と笑いをありがとう。オリンピック版の仮装大賞として、語り継がれる芸術だったと思います。

私たちってピクトグラムをいつも目にしてるんですよね。あるのが当たり前すぎて、意識したことってほとんどなかった気がします。知らない場所に行っても、トイレが探せないことなんてないもの。トイレを探している時ってたいてい急いでいる時なわけで、そんな時でも「この先にトイレがあるな」とすぐわかる。『非常口』のピクトグラムも有名すぎます。災害の多い日本。とりあえず非常口を確認します。そもそも形がカッコいいですよね。

オリンピック開会式。このピクトグラムのパフォーマンスのおかげで、ちょっと離れかけていた世界がグッと近づいた気がしました。言葉もいらないから通訳もいらなくて時間差もないし、理屈や説明もいらないから皆が同時に心地良い。やりにくい競技のピクトグラムもあっただろうに、全種目を表現する、という心意気にも感動。そうよね、選手にとっては大切な競技なんだもの。全てを平等に再現。そうそう、個人的にはソフトボールの金メダルが、とても嬉しかったです。

ウエダキコーは電動工具販売をしております。ハイコーキやマキタのカタログを見てみる。
おお〜、ピクトグラムだらけなんですね。まず、ハイコーキのカタログ。目次の部分にピクトグラムが使われてる。『締付け』のページにはインパクトドライバーが、『研削』のページにはディスクグラインダーが、ピクトグラムで描かれてる。これはわかりやすい。

カタログの中を開いてみる。こちらもピクトグラムだらけ。へえ〜。ハイコーキとマキタで違う仕様だから、それぞれのメーカーで独自に作ったピクトグラムかしら。マキタの『集じん機に接続できます』っていうマークなんて、とてもわかりやすくてカッコいい。今まで知らなかったです。勉強不足ですいません。これからはカタログが見やすくなって、お客さんへのおすすめがスムーズにできそうだわ。

言語も文化も違う人たちがひと目で何かがわかるピクトグラム。当社もインスタグラムで商品紹介とかしているし、使い方などもピクトグラムで表現できると面白いかも。電動工具はわかりにくいものもあるものね。こんな業種こそぴったりの表現方法かも‼︎これからはピクトグラムを使って、どんどん発信していきますからね。お楽しみに。