目の前に現れるものを粛々と受け止める

春から始まって、終わってしまったドラマにしみじみ思う。ドラマの題名は『コントが始まる』。観てない方、ごめんなさい。このドラマ、主人公や周りの人たちの言葉がずしりと重い。そのため、後々まで心に残るセリフが多かったドラマでした。

高校の同級生の3人が『マクベス』というお笑いコンビを結成するお話。これが全く売れない。10年売れない。もう28歳。お笑いを続けるか、解散して辞めるか。そう、夢が破れるところからこのドラマはスタートするんですよ。

『マクベス』を解散し辞めることは夢をあきらめるってことで、主人公は解散することを、とても大変なことだと思い込んでいるわけです。主人公は思い立つ。そうだ、10年間ずっと応援してくれた高校時代の恩師だったら、これからも頑張れと言ってくれるんじゃないだろうか。そうすればまた頑張ってもいいのではないだろうか。そして恩師に相談する主人公。解散した方がいいのか、続けてもいいのか。ところが恩師はこう言います。「解散した方がいいと思うぞ。18から28までの10年と、これからの10年は別次元の苦しみだぞ」と。

愛があるなあ、と思いましたね。
今までのこともこれからのことも否定しない。ただ現実だけを伝えてあげる。人生の先輩としてこんなアドバイスできるかしら。いやー、私だったらなにかしらの説教とかしてしまいそう。

主人公だけでなく、仲間や周りの人たちも人生の再出発が始まる。でもね、なんだかみんな淡々と次の人生を決めていくんです。苦しい時期もあったはずの人たちなのに、淡々と次へ行く。目の前に現れたもの受け入れて、少しずつでも前へ進む。そうだよね、みんなそうやって生きていくんだ。
あ、人生を自力でバッサバッサ切り開いて生きてきた方、ごめんなさい。
でも、きっと大多数の人たちは目の前のものを粛々と受け入れてたはず。
私もそう。

『ウエダキコー』のお仕事も、たまたま目の前に現れたもので、せっかく現れてくれたんだから一生懸命にやってみよう、と思っただけ。そんなこんなで月日が過ぎていくと、なぜか好きになる。私のお気に入りの機械はカールトップミキサーです。モルタルを練ってくれる便利な機械です。黄色くて丸くてかわいい。

ドラマの中で「会社のロゴがかわいいとか、社名がかっこいいとか、そんなささいなことで選んでもそんなに間違えてない気がするんです」というセリフがありました。
うん、そうだね。きっと間違ってないよ。さらに付け加えると、長く勤めているとロゴもかわいくなるし、社名もかっこよく感じるんだと思うよ。

久しぶりに若者のドラマを観て感じるものがありましたね。
ドラマの雰囲気も最初はちょっと苦手な感じだな、と思っていたけど、続けて観てたらどんどん引き込まれて観ていた。これからは苦手なものも少しずつ挑戦していこうかな。そうだなあ、ナイショにしていましたが数字とアルファベットの羅列が苦手です。品番が覚えられなくて困っちゃう。でも、これからは努力して覚えよう。うん。できる範囲でね、淡々と粛々と。少しずつ挑戦する心意気が大切だもんね。はい、ちょっとだけ頑張りまーす。

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